ヒーローズジャーニーカンファレンス JAPAN 2017年7月15日（土）同時通訳あり 東京 あなたの中の英雄が目覚めるとき成功への扉が開かれる。

想像してみてください、小さなヨットにたった独り、もしあなたが、見渡す限りの 大海原をひとりぼっちで航海 するとしたら!?しかも、あなたが わずか14歳の少女 だとしたら…。

そんな 冒険に挑戦し、成し遂げた少女 がいます。

ローラ・デッカー。14歳で単身、世界一周を目指して航海の旅へ。彼女が達成したのは“世界最年少500日単独ヨット世界一周航海成功”という偉業です。

この偉業へと彼女を突き動かしたのは、幼い頃から思い描いていた「自分が愛する海とヨット で、世界の いろいろな国を見みてみたい」という、とても シンプルな夢。

その 思いを叶える ために、彼女は ひたすら計画し、実行 していきます。なぜならそれが彼女にとって、もっともナチュラルなこと だったから。

ローラは世界中をヨットで旅する両親の元に生まれ、5歳まで海を旅しながら生活 をしていた、生まれながらのセーラー。

幼少期からヨットの操縦を覚え、13歳で世界一周の初航海へ出航する予定でしたが、しかし、13歳という年齢のために児童保護局が動き出し、計画はとりやめに。

それでも、あきらめなかったローラは、遂に14歳で許可を勝ち取り、世界最年少での単独ヨット世界一周の旅へ と船出したのでした。

水平線に姿を見せる美しい朝陽も、静けさが満ちる月明かりの夜も、猛々しい荒れ狂う嵐の波も、時折、姿を見せる海の生き物たちも、そのすべてが 彼女の愛する海の姿。

「人生は航海のようなもの」とは、よく語られる言葉ですが、ローラはまさに 航海という人生を生きる人。人生そのものを愛し、自分らしく生きる術を知っている 人です。

彼女の2年間の旅の記録は、彼女自身が航海の中で記録したビデオを中心に編集され「メイデントリップ?世界を旅した14才」というドキュメンタリー映画となって話題となっています。NetflixやiTunes、DVDなどで見ることができます。

http://www.imdb.com/title/tt2555268/

現在、彼女は21歳。今も海とともに生きています。彼女は私たちに、自分らしい人生を愛する方法 を伝えてくれます。

彼女の聡明な生き方は、しがらみに縛られて動けない、私たちの 心の結び目をほどいてくれる はず。自分の 思いにシンプルに生きる勇気 をぜひ受け取ってください。

人はなぜ旅に出るのでしょうか・・・
小さな頃、映画スタンド・バイ・ミーのように、
冒険の旅に出たはずのあの場所が、大人になれば思った以上に近くだった。

多くの人がそんな体験をしたことがあるのではないでしょうか。
子供にとっては小さな体験も、未知の世界を味わう大冒険です。

旅に出ることは、未知の世界を知りたいというニーズがあるからです。
それは私たちの宿命です。未体験の世界を知りたい、味わいたい。

私たちが、この世に生まれてくることもまた、魂がまだ経験したことのない体験をしてみたいがための旅なのかもしれません。未知の体験をすることで、魂はそこから学び、成長する。

私たちがこの世に生を受けた時から、旅は始まっています。
人生は旅だと考える時、人生で起こるあらゆる出来事、体験は、そこから何かを得るための旅だと言えるでしょう。

ヒーローズジャーニー。
別離、試練の旅、帰還。これを繰り返しながら、スパイラルのように成長していく永遠の旅。私たちは、一所にずっと留まることはできません。これは住んでいる場所のことではなく、ひとつの比喩ですが・・・人生は常に動いていて、そこに留まりたくても、コーリングと呼ばれる冒険への誘いがやってきて、あなたは未知の世界へと自ら旅立つか、自分の意図に拘わらず、そこに放り込まれるかもしれません。そうして、あなたという魂は自らの成長のために、あなたを連れだし、試練を与えます。大変な苦労を経て、最後には絶体絶命の危機にさらされるようなこともあるかも知れません。しかし、あなたは最後には、何らかの報酬を得て、もとのところに還り、ひとつの旅を終えます。そしていつか、また旅は始まるのでしょう。

パトリック・ソロモンは、高校生の時に読んだ、神話学者ジョーゼフ・キャンベルの著作に大きな影響を受け、いつかヒーローズジャーニーについての映画を創りたいと夢見ました。その後、ロサンゼルスで映像作家として頭角を現し、トヨタやアディダスなど世界的な企業のコマーシャルフィルムを手がけるなど活躍していましたが、パトリックにもコーリングが起こります。そう、あの時の夢、あの映画を作る夢への誘いです。

そして、パトリックは旅立ちます。それは大変な試練の旅でした。そして、多くの支援を得ながら、遂に完成したのが「ファインディング・ジョー英雄の法則」です。

今回は、ヒーローズジャーニーをテーマにした映画「ファインディング・ジョー英雄の法則」の制作エピソードや出演する登場人物の言葉、また、パット自身が体験してきたヒーローズジャーニーなどのお話を通して、ヒーローズジャーニーや人生や運命の不思議、人生を信頼する事の意味、ジョーゼフ・キャンベルが常日頃言っていた「Follow your bliss＝至福を追いかけなさい」という言葉の真実について語ります。

気鋭のクリエイターの感性から語られるヒーローズジャーニー。ぜひ、お楽しみに！

事前に、パトリック・タカヤ・ソロモン監督「ファインディング・ジョー英雄の法則」を事前にご覧になっておくことをオススメします。

「ファインディング・ジョー英雄の法則」http://www.findingjoe.jp

まるでハリーポッターにでも出てきそうな風貌。
ひとたび壇上に上がると、スタンドアップコメディアン!?

リチャード・グレイ博士は、明るく快活で、いつもジョークを言って、人を楽しませてくれる天性の楽天家。
そんなグレイ博士の講座は、いつも笑いが絶えません。

しかし、グレイ博士が伝える世界は、知的でわかりやすく、非常に示唆に富み、多くのインスピレーションが得られます。それは、博士のこれまでの専門的な分野での研究のみならず、神経科学の専門家として、ブルックリン刑務所において、長年、犯罪者や薬物依存者の更生プログラムやPTSDなど心の問題を抱えた人々の回復支援などの研究開発や指導に、実践的に取り組んできた実績から培われたものでしょう。

グレイ博士は一方で、ユング研究の第一人者でもあり、これまでの活動の中でも、ユングのアーキタイプを応用し、心や内面的な問題の改善や回復に役立て、また、人生を再生するための方法として、ヒーローズジャーニーのメタファー（比喩）を応用しながら、より良く生きるための支援のツールとしてこれらを活用してきました。

アーキタイプ＝元型とは、神話やおとぎ話などに現れるパターン化された「イメージ」や「像」で、私たちの深い意識にある集合的無意識にあるものです。

簡単に言えば、私たちの心の奥底に、いくつかのパターンとしての象徴的な存在やイメージがあり、例えば、男性の中にある女性的な側面や女性の中にある男性的な側面。

また、幼子、孤児、戦士、援助者、探求者、破壊者、求愛者、創造者、統治者、魔術師、賢者、道化というようなパターンで表されたりします。

これらはすべて、私たちの心、意識の中に存在し、私たちの人生のステージで、その時々に顔を出し、私たちの内面や人生に大きな影響を与えています。

人生のパターンとしてのヒーローズジャーニーとその中での個性として立ち現れるアーキタイプ。これを理解することで、あなたの人生で何が起こっているのか、あなたの人生のその時々の意味や原因を理解する手助けになり、ポジティブに、そして、クリエイティブに出来事に向き合うことで、人生に押し流されるのではなく、人生の流れを理解し、うまく対処していく方法を知るヒントを得ることができるのです。

ヒーローズジャーニーが人生を理解するために役立てられる地図なら、アーキタイプを理解することは、人生をより良く生きるために自分を知り、自分の本来の力を取り戻すための道具と言えます。

リチャード・グレイ博士のパワフルで、楽しく、非常に興味深いアーキタイプとヒーローズジャーニーのお話。講演では、ミニワークも行い、アーキタイプやヒーローズジャーニーを体感することもできるでしょう。ぜひ、ご期待ください！